シスター ドゥルセ・マリアとリジアネ

シスター ドゥルセ・マリアとリジアネ

シスター イヴォンヌ・ノザル

 

ノートルダム教育修道女会は、障害者のエンパワーメントと専門職への従事を目指して、2002年、“ルモ・ノルテプロジェクト“を立ち上げました。場所はブラジル南部のリオ・グランデ・ド・スル州の州都ポルトアレグレです。

コーディネーターはシスター ドゥルセ・マリア・ボニアッティ、アシスタントはリジアネ・シルバさんです。リジアネさんはこのプロジェクトの教育面での取り組みを統括しています。

ルモ・ノルテプロジェクトのミッションは、肢体・聴覚・視覚・知的障害者が研修の機会を持ち、それによって自立し、社会や労働市場で疎外されずに生き、働くことを確かなものにすることです。そしてそのために研修会を開いています。

ルモ・ノルテのヴィジョンは、障害者が個人として十全に成長し、市民としてしての権利を持って生きるために助けとなる役割を果たすことです。

ルモ・ノルテは43種のコースを提供しています。点字、スペイン語、手工芸、パソコン、絵画、マッサージ療法、ダンス、演劇、姿勢矯正に加え、女性グループやセラピーグループもあります。

およそ193名の障害者(その多くは視覚障害)が、ルモ・ノルテのサービスを利用しています。

シスターとスタッフは、人を暖かく歓迎する雰囲気作りを心がけています。ルモ・ノルテは、自分にも、他の人にとっても居心地よさを感じることのできる安全な場所なのです。

 

写真提供:ペルー、リマのシスター イヴォンヌ・ノザル、