
第27巻第2号 — 2026年8月
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SSND代表団が国連で開催された
第70回CSW(国連女性の地位委員会)に参加
シスタージョーン・ピキエル、UN-NGO(国連・非政府組織)代表
3月にSSNDのシスターたち、スタッフ、そして生徒たちは、ニューヨーク市で開催された国連女性の地位委員会第70回会合(CSW70)に、世界中から集まった数千人の支持者たちと共に参加しました。この年次会合には、政府、非政府組織、市民社会の代表者が集まり、女性や少女が直面する課題に取り組み、世界中でジェンダー平等と人間の尊厳を推進することを目的としています。今年のテーマは、すべての女性と少女に対する司法へのアクセスを確保し、それをさらに強化することに焦点が当てられていました。
33名からなるSSND代表団は、ノートルダム・プレパラトリー・スクール(米国メリーランド州)、社会教育アカデミー(ドイツ・ミュンヘン)、マウント・メアリー大学(米国ウィスコンシン州-左の写真)、およびホーリー・エンジェルズ・アカデミー(米国ニュージャージー州)の生徒たち(下の写真)を代表して参加しました。参加者は、ジェンダーに基づく暴力、教育、移住、経済的エンパワーメント、女性や少女の権利といった課題を探求するパネルディスカッション、ワークショップ、ネットワーキングイベントに参加しました。これらの経験を通して、参加者は世界中の女性が直面する課題に対する理解を深めるとともに、より公正で平等な世界を築くために現在行われている勇気ある取り組みについて学ぶことができました。
ホーリー・エンジェルズ・アカデミーの生徒たちは、この体験で何が一番印象に残ったかについて振り返ってくれました。エリー・F.さんは次のように語りました。「CSWは、世界の悲劇だけでなく、世界中の女性たちが周囲の不正義に対して情熱をもって勇敢に立ち向かっている姿においても認識を深めることができ、私にとってとても大切な学びの経験となりまでした。この会合に参加している間、私は非常に勇気づけられ、学んだことの多くをこれからの人生に活かしていきたいと思っています。」
レーガン・M.さんも、この会合が自分の人生観を変えるような体験だったと語りました。「CSWは私にとって目から鱗が落ちるような経験でした。FGM(女性器切除)、GBV(ジェンダーに基づく暴力)、移民問題など、世界中で起きている様々な問題について学ぶことができました。」
この代表団の参加は、教育、正義、平和、そしてすべての人々の尊厳に対するSSNDのコミットメントを反映しています。世界的な課題に取り組み、多様な声に耳を傾けることで、参加者たちは、すべての女性や少女が生き生きと活躍し、それぞれの才能を社会に存分に発揮できる世界を目指して、引き続き提唱活動を続けていきたいという意欲を新たにしました。
「Passion as a Virtue(美徳としての情熱)」が「ラウダ―ト・シ」行動プラットフォームの認定証の取得を祝う
シスターサラ・ウンワウニン・タンジョ、アフリカのシャローム支部代表
シエラレオネで8年間、シャロームの連絡担当を務め、現在はアフリカのシャローム支部代表として活動する中で、アフリカ管区全体および修道会全体でシャロームの取り組みをもっと推進したいという情熱が、私の中に芽生えました。今年、「ラウダート・シ」行動プラットフォームの認定証を取得するに至った道のりは、2023年6月に私が正式に「ラウダート・シ」のアニメーター(推進者)として認定されたことから始まりました。この認定証は私一人のものではありません。総本部のリーダーシップの支援のもと、アフリカ管区および南スーダンのすべてのシスターたちの共同の努力の結晶です。
この認定を取得するには、どのようなことが必要だったのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。その答えはとてもシンプルです。それは「コミットメント」です。コミットメントとは、正義と被造物への配慮を促進するあらゆる行動において、意図的に取り組むことを意味します。それは、毎年開催される『ラウダート・シ』のアニメーター研修への参加、行動プラットフォームへの積極的な関与、他の業務の合間を縫ってウェビナーに参加すること、そして統合的エコロジーのための具体的な計画を立てることを意味します。何よりも重要なのは、行動を起こすことです。私たちの「共通の家」を大切にする上で、どんなに小さな行動であっても決して軽視してはならないのです。そして声を上げ、自らの価値観を実践し、すべての人と被造物そのものの尊厳を擁護することが大切です。
「ラウダート・シ」行動プラットフォームへの登録と、私たちのコミュニティーの計画の提出が、この認証取得の原動力となりました。2026年2月に開催されたウェビナー「Start the Year Strong – Forming Your Plan for 2026(2026年の計画を立て、力強く新年をスタートしよう)」では、元国際シャローム・コーディネーターのシスターマリーネズ・カプラが開会の祈りのリードをしてくださいました。彼女の出席のお陰で、私たちの修道会が「共通の家」とその人々を大切にすることに真摯に取り組んでいるという私の確信をさらに強めることができました。そして、その経験に触発され、私はウェビナーで得た情報を活用し、シスターたちと共に、第25回総会の総会指針と決議事項に根ざした「アフリカ管区の方向性声明」にすでに反映されている「ラウダート・シ」の取り組みを取り入れた計画を策定することができました。
アフリカのシャローム支部の代表として、私たちが「ラウダート・シ」の修道会であり、国際シャローム・ネットワークを通して、私たちの「共通の家」とその人々を大切にすることに深く取り組んでいることを、誇りを持って表明いたします。教皇フランシスコが「ラウダート・シ」(第245項)で述べられた次の言葉が、今後とも私たちを勇気づけてくれることと思います。「神は……私たちが歩みを続けるために必要な光と力を与えてくださる。」 このお言葉が、正義と平和、そして神のすべての被造物の保護に向けた私たちの取り組みを、粘り強く続けていく励みとなりますように。
SDG 17:目標達成のためのパートナーシップおよびジャスティス・コアリション・オブ・リリジョン(JCoR)
シスタージョーン・ピキエル、UN-NGO(国連・非政府組織)代表
持続可能な開発目標(SDGs)の目標17(SDG 17)は、2030年までにすべての持続可能な開発目標を達成するために、グローバルなパートナーシップを強化し、リソースを動員することを目指しています。ノートルダム教育修道女会が国連において提携している組織の一つに、「ジャスティス・コアリション・オブ・リリジョン(宗教者による正義連合-JCoR)」があります。
JCoRは、ニューヨークの国連本部において、ローマ・カトリックの男女修道会200以上を代表する24の非政府組織(NGO)を結集しています。その使命は、「貧困の中で暮らす人々のための正義を訴え、持続不可能な開発の根本原因に取り組み、国連のSDGsを公正に実施することで、公平かつ権利に基づく開発を促進すること」です。2017年に設立されたJCoRは、130カ国以上で活動する加盟団体の経験と専門知識を活用しています。加盟団体は一丸となり、SDGsの推進を目的とした草の根イニシアチブの成功事例や課題に関する実証情報を共有することで、国連の活動に貢献しています。
実質的には、JCoRには二人の素晴らしいコーディネーターのテレサ・ブルメンシュタインさんとカティ・ギャリソンさんが、私を含む新規のNGO代表者をサポートしてくださり、国連の用語、手続き、アドボカシーのプロセスに関する研修などを提供してくださっています。彼女たちは、国連会議への参加、書面による声明の提出、共同イベントの主催、政府代表団との会談などを通じて、メンバーが周縁化されたコミュニティーのためにアドボカシー活動を行うことなどを支援してくれます。また、JCoRは、地域および国内でのアドボカシー活動に対する研修や支援も提供しており、特に東アフリカ・南アフリカ、インド、ラテンアメリカ・カリブ海の3つの地域に重点を置いています。
JCoRの一員として、SSNDはこれらの貴重な連携、リソース、そしてアドボカシーの機会を活用することができ、それらは私たちのコミュニティー全体に恩恵をもたらします。このパートナーシップを通して、いかにしてSSNDが活動範囲を広げ、神の創造物すべての尊厳を守る取り組みを強化できるかなどについては、是非JCoRのウェブサイトをご覧いただきご参考にしていただければ幸いです。
SSNDにおける資源搾取主義についての考察
-ウェビナーの録画や参加のための資料

ティム・デュウェイン、シャローム・インターナショナル JPICコーディネーター
「世界環境デー」ウェビナーで共有された体験談や情報からも明らかなように、資源搾取主義は、環境面および人道面において極めて深刻な懸念事項であり、その影響はノートルダム教育修道女会すべての会員および私たちが奉仕する地域社会にも及んでいます。 教皇レオが最近述べられたように、「この資源搾取主義の論理によって、どれほどの苦しみ、死、社会的・環境的災害がもたらされていることか!あらゆるレベルにおいて、それが差別と排除を伴う開発モデルを支えつつ、なおも唯一の実行可能な選択肢であるかのように押し付けようとしているのが見て取れます。」
「搾取主義についての考察」ウェビナーの録画が、SSND修道会ウェブサイトのイントラネットセクションに公開されました。録画には、SSNDの各言語に翻訳された「取り組みのための資料」が添付されています。「神は私に何を求めておられるのだろうか」ということを、ぜひ自問してみてください。
あなたも国連の一員になれます!
シスタージョーン・ピキエル、UN-NGO(国連・非政府組織)代表
国連では常に意義深い活動が行われており、皆様の参加を心よりお待ちしております。数多くの国際記念日に祈りを捧げたり、毎月取り上げられる「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組んだり、国連ウェブTVのライブ配信をオンラインで視聴したりと、様々な参加方法があります。カレンダーをチェックして、つながり、学び、貢献する機会を見つけてください。(太字で表示されているイベントを国連のUN Web TVでオンラインでご視聴ください)
8月 – SDG 10: Reduced Inequalities (SDG 10:不平等の是正)
9日 | 世界の先住民族の国際デー
12日 | 国際青少年デー
23日 | 奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
9月 – All SDGS (すべてのSDGs)
8日~22日 | 第81回国連総会(UNGA 81)
15日 | 国際民主主義デー
16日 | オゾン層保護のための国際デー
21日 | 国際平和デー
22日~28日 | 国連総会ハイレベル・ウィーク
29日 | 食料ロス・廃棄啓発のための国際デー
10月 – SDG 15:SDG 15: Life on Land(陸の生態系 )
5日 | 世界教師デー(ユネスコ、国連本部、ニューヨーク)
9日 | 「国際ガールズ・デー」が祝われる
(国連本部、ニューヨーク)
11日 | 「国際ガールズ・デー」
16日 | 世界食糧デー
17日 | 貧困撲滅のための国際デー
19日~30日 | 国連生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)(アルメニア)
24日 | 国連デー(国連本部、ニューヨーク)
11月 – SDG 13:SDG 13: Climate Action(気候変動対策)
6日 | 戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー
9日~20日 | 国連気候変動枠組条約国会議(COP31)、トルコ
20日 | 世界子どもの日
25日 | 女性に対する暴力撤廃の国際デー
シャローム国際会議-私たちのためにお祈りください

ティム・デュウェイン、シャローム・インターナショナル JPICコーディネーター
私たちの「シャローム文書」には、2年ごとに、国際JPICコーディネーター、国連NGO代表、総評議会リエゾン、および5つのシャローム支部の代表者が、対話、計画立案、評価を行うために会合を開く必要があることが明記されています。これらの会合は、私たちのグローバルな視野を広げ、文化的感受性を高めるため、各支部で順番に開催されます。8月18日から26日にかけて、ホンジュラス・ヨロ州エル・プログレソにて、この会合を開催いたします。どうぞ私たちのためにお祈りください。福者アントニーナ、そしてシャロームのすべての守護聖女の皆さま、私たちのことをお見守りください。
シャローム/国連NGOニュースレターはSSNDの出版物です。
via della Stazione Aurelia 95, 00165 Roma · 電話 +39.06.6652.01; ファックス +39.06.6652.0234.



















